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かいづか通信

2011年7月号 かいづか通信 いたみ治療への取り組み 宮城 靖医師(機能神経外科)、松下 至誠医師(麻酔科)
2011年7月号 かいづか通信 いたみ治療への取り組み 宮城 靖医師(機能神経外科)、松下 至誠医師(麻酔科)

いたみ治療への取り組み

疼痛治療懇話会梅雨のまっただ中、どこかしら痛くて痛くてたまらないと思っている人も多いのでは?
2011年6月9日(木)、リーセントホテルにて疼痛治療懇話会を開催致しました。クリニックの先生方は大変お忙しい中、ご来場頂き誠に有り難うございます。
ご協力頂いたアンケート結果では、難治性・慢性疼痛の治療に苦慮されておられる先生方が非常に多いこと、痛み治療においても地域の病診連携を重要視されておられる先生方が多いことが伺えました。これを機会に、地域一丸となって「いたみ」に立ち向かっていきます!
(地域医療連携室 森田)

疼痛治療懇話会の開催

痛いの痛いの飛んでいけ!(麻酔科 松下医師)

痛いの痛いの飛んでいけ!(麻酔科 松下医師)数年前までは自宅で使える痛み止めとしては主にNSAIDs(ロキソニン、ボルタレン)、麻薬(モルヒネ)しかありませんでした。しかし、ここ1~2年で多くの慢性疼痛(神経障害性疼痛が主)・がん性疼痛に対し、多くの鎮痛薬が登場して来ました。

「デュロテップパッチの適応拡大、フェントステープ、リリカ、トラマールカプセル等」 です。

今までの薬とは効果がかなり違うように実感します。今までは治らないと言われてきた痛みがかなり緩和できると思います。
今後もとても効果が期待できそうな新薬が登場します。

当院では常に良いもの(国際疼痛学会が認めたもの)に目を向けて、痛みを緩和していきます。

痛みは誰も分かってくれない??(機能神経外科 宮城医師)

痛みは誰も分かってくれない??(機能神経外科 宮城医師)20年以上前九州大学に研修医として入局した頃から痛みに対する「脊髄刺激療法」は知ってました。
しかし、刺激が効いたという人を見たことがありませんでした…。その名前は知られていても、おそらく「うさんくさい治療」という認識が一般的だったのではないでしょうか?それほど治療成績は悪いものでした。
しかし、その ような過去の苦い経験があったからこそ!最新の脊髄刺激療法は刺激電極数の増加、刺激のバリエーション、簡便なトライアルによる効果予測など、様々な技術や手技上の改良の結果、現在では私自身がむしろ積極的に患者さんに勧められる治療として認識しています。
痛みはどうせ誰も分かってくれない...なんて思わず、まずは試してみてはいかがでしょう?